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韓半島

北韓が軽水炉建設を再開か 米研究所が分析

Write: 2012-05-17 11:33:01Update: 2012-05-17 11:33:01

北韓が軽水炉建設を再開か 米研究所が分析

北韓がしばらく中断していた寧辺(ヨンビョン)核施設団地にある軽水炉の建設を再開したとの分析をアメリカの研究機関が示しました。
アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学国際問題研究大学院の韓米研究所は16日、北韓が寧辺で建設を進めている軽水炉の原子炉建屋の工事が再開され、着々と進んでいるとの見方を示しました。
それによりますと、実験用軽水炉の建設現場を上空からとらえた衛星写真を分析した結果、建設工事は去年12月に何らかの理由で中断されましたが、3月末ごろに工事が再開されたものとみられるということです。
圧力容器や加圧器を建屋に格納し、さらに制御室の電気設備を整えなければならないことから、稼働開始は2014年か2015年になる可能性が高いということです。
韓米研究所は、こうした分析結果を示したうえで、「軽水炉建設の進展は、北韓が国際的非難にもかかわらず、核開発計画の拡大に力を入れていることを示すものだ」と強調しました。
北韓は2010年11月、北韓を訪問したアメリカのスタンフォード大学国際安保協力センターのヘッカー所長に、2000基の遠心分離機を稼動させている寧辺核施設内の大規模なウラン濃縮施設を公開しています。

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