北韓は、人民軍司令部の特別作戦行動小組による特別行動が、2010年の延坪島砲撃の水準にとどまると考えるのは誤算だと警告しました。
北韓は今月23日、人民軍司令部特別作戦行動小組名義で「特別な手段と方法でソウルを吹き飛ばす。李明博政権を壊滅させるための特別行動は間もなく始まる」との声明を発表していますが、今度は北韓の対外宣伝用ウェブサイト『わが民族同士』が27日、「人民軍司令部の警告に対して、韓国は局面転換用だとしているが、北韓の革命武力は言ったことは必ず実行する。特別行動は延坪島砲撃を上回る水準になるだろう」と警告しました。
また、北韓の朝鮮中央通信は、特別行動の対象に、KBS、MBC、YTN、東亜日報の他に朝鮮日報も加えられたと報じました。
朝鮮中央通信はその理由について、朝鮮日報が「北韓のある地方で暴動が起きたと悪辣な偽の報道をしたからだ」としました。