金正恩第1書記は8歳だった1991年にスイスに入国し、2001年初めまでおよそ9年間滞在したことが分かりました。
スイスの日曜紙ルマタンは22日付けで、金正恩第1書記が1991年11月に外交官の家族として入国した記録が、スイス当局の公文書で確認されたと報じました。
それによりますと、当時入国したのは外交官夫妻と息子2人、娘2人の5人家族で、このうち息子2人は「パク・チョル」と「パク・フン」の偽名を使っていましたが、金正恩第1書記と兄の金正哲氏だったということです。
金正恩第1書記のスイスでの成長期についてほとんど知られておらず、金正恩第1書記が通ったとされている学校も、金正恩第1書記については言及を控えています。