韓国経済は世界的な景気後退を受けて2016年までは平均3%の低い成長率になるという見通しを、民間シンクタンクのLG経済研究院が22日、発表しました。
それによりますと、今後5年間、先進国は年率2%に満たない低い経済成長率を続け、韓国もこうした世界的な景気後退の影響を受けて経済成長率が低くなり、2016年までは平均3%の低い成長率に止まるものと分析しています。
また農産物や原油、原材料の価格上昇を受けて物価の上昇率は3%台となるほか、消費が冷え込んで自営業者が大きな打撃を受けるものとみられるということです。
一方、ドルに対するウォンの相場は、2016年には1ドル950ウォン前後になると予想しています。