韓国銀行は13日、金融通貨委員会を開き、市場の予想通り、政策金利を3.25%のまま据え置くことを決めました。
韓国銀行が政策金利の据え置きを決めたのは去年7月以降、10ヶ月連続です。
物価の上昇を考えますと金利を引き上げる必要がありますが、国内の景気減速や原油の国際価格の上昇などを考えると金利を引き下げる必要もあるなど、金利引上げと引き下げの要因がともに存在しており、韓国銀行は、政策金利は凍結して、もう少し事態を見守っていくべきと判断したと見られています。
アナリストは、物価上昇率はやや安定しているものの、国内の景気減速に対する懸念が拡大しているため、政策金利の据え置きを決めたのではないかと分析しています。