全国経済人連合会や大韓商工会議所など韓国の経済団体は、11日に投票が行われた第19代国会議員を選ぶ総選挙について、11日、論評を出し、国会に対して投資の活性化や雇用の創出など韓国経済の再生に取り組むよう求めました。
このうち全国経済人連合会は、「各党は総選挙の結果を謙虚に受け止め、融和と共生の政治によって国民生活の安定と経済の活性化にまい進することを期待する。市場経済と自由民主主義の原則にもとづいて韓国経済が持続的に成長できるよう努力してほしい」と述べました。
また大韓商工会議所は、「企業が投資の活性化や雇用創出などに専念できるよう規制緩和や減税、労働市場の柔軟性の向上などの環境を整備し、市場経済の活力を高める国会になることを期待している」と述べました。
さらに韓国貿易協会は、「国会は去年達成した貿易1兆ドルの成果をもとに積極的な企業への支援を行い、貿易2兆ドル時代を切り開くための土台を築かなければならない」と強調しました。
このほか、中小企業中央会は、「ことしは中小企業政策が始まってから50年目になる年で、第19代国会に対する期待が大きい。国会は社会全般の二極分化の解消や国民経済の活性化、中小企業への投資環境の確立などに取り組む必要がある」と述べました。