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韓半島

日本の専門家 「北韓のロケット1段目にノドン4本装着か」

Write: 2012-04-10 13:35:40Update: 2012-04-10 13:35:40

日本の専門家 「北韓のロケット1段目にノドン4本装着か」

北韓がメディアに公開した事実上の弾道ミサイルについて、日本の軍事専門家は、1段目は「ノドン」とみられる4本の中距離弾道ミサイルを束ねたものとの見方を示しました。
海上自衛隊の元海将補で軍事技術に詳しい田口勉氏は9日、「形や大きさは3年前に発射された『テポドン2号』とほとんど変わらない。今回の発射は、プログラムした通りにミサイルの飛行や切り離しが確実に行えるかどうかを検証するのが目的とみられる」と述べました。
田口氏はまた、「1段目の下の部分に、ロケットエンジンの噴射口が4つ確認できる。『テポドン2号』はこれまで中距離弾道ミサイル『ノドン』を4本束ねているとされていたが、今回、それが初めて映像で確認された」と述べました。
そして「発射が成功すれば、北韓は射程が長い大型のミサイルを制御できる技術を手にしたことになり、アジア各国やアメリカなどにとって大きな脅威になるだろう」との見方を示しました。
北韓は平安北道(ピョンアンブクド)鉄山郡(チョルサングン)の東倉里(トンチャンリ)基地で8日、長距離弾道ミサイルとみられるロケット「銀河(ウンハ)3号」と、このロケットで打ち上げるという人工衛星「光明星(クァンミョンソン)3号」を外国メディアに公開し、今後もロケットの大型化を進め、発射を続ける方針であることを明らかにしています。
日本のNHKが9日伝えたところによりますと、北韓の関係者は、外国メディアにミサイル発射台を案内し、「今後、より大きい衛星、いつかは通信用静止衛星を打ち上げたい」と述べ、ロケットの大型化を進めながら発射を継続する意向を示したということです。
また、2009年まで3回使われた咸鏡北道(ハムギョンブクド)舞水端里(ムスダンリ)にある発射場について「今後も使用する計画がある」と述べ、今後、日本本土の上空を通過する衛星を打ち上げる可能性があることを示唆したということです。

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