韓半島
豆満江中国側に北韓労働者宿舎完成 経済協力が本格化
Write: 2012-04-04 11:49:29 / Update: 2012-04-04 11:49:29
北韓の労働者合わせて1000人を収容する寄宿舎が、豆満江(トゥマンガン)を挟んで北韓に隣接する中国東北部の吉林省図們市と琿春市に建設され、北韓と中国の経済協力が本格的に進められていることを示しています。
このうち図們市に建設された寄宿舎は合わせて600人を収容できる規模で、宿舎と食堂の建物など3棟からなっています。
また、琿春市の経済開発区に建設された寄宿舎は2か所で、合わせて400人が滞在できます。
現地の消息筋によりますと、北韓からの労働者数百人が早ければ今月から図們市と琿春市の寄宿舎に入って縫製の仕事を始めるものとみられ、この地域の多くの中国企業は北韓の労働者を雇用することで労働力不足を解消できると期待しているということです。
これまで北韓の労働者を中国に派遣して働かせる、両国間の小規模な労働力の取り引きはありましたが、このように大規模な労働力取り引きが成立したのは初めてです。
これについて韓国の北韓専門家は、北韓と中国の間の経済協力が新しい段階に入ったことを意味するものだと分析しています。
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