プロ野球の開幕を前に突如、引退宣言をした起亜タイガースの李鐘範(イ・ジョンボム)選手(42)が、球団側の勧めを受け入れ、引退試合を行った後、海外研修に向かう計画をほのめかしました。
李鐘範選手は、所属チームの首席コーチから、今シーズンの二軍落ちがほぼ確実だと聞かされ、開幕1週間前の先月31日、引退宣言をしました。
李鐘範選手は、3日、メディアとのインタビューで「球団側ともつれることは望んでいない。進路については団長と相談のうえ、よい方向に進めたい。コーチになるのは1、2年先になるだろう」と語り、球団側が提案した引退試合、永久欠番、海外研修を受け入れる意向を示しました。