アメリカの格付け会社ムーディーズは2日、韓国の政府と政府関係機関が発行している国債などの債券、ソブリン債の格付け見通しを「安定的」から「ポジティブ」に引き上げました。
ムーディーズは引き上げの理由として、韓国政府の財政が健全であるうえ、短期外債の規模が減り、銀行部門のぜい弱性も改善されているためと説明しました。
また比較的良好な経済成長見通しも理由に挙げています。
ムーディーズによる現在の韓国の格付けはA1ですが、見通しが引き上げられると通常は1年後に格付け自体も1段階格上げされます。
A1の一つ上の格付けはAa3で、日本や中国がこの格付けに属しています。
一方、もうひとつの世界的な格付け会社のフィッチは、リーマンショック直後の2008年11月に韓国の格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げましたが、2009年9月には「安定的」に戻し、去年11月には「ポジティブ」に引き上げています。