文化財庁は30日、朝鮮王朝時代の李舜臣将軍の「乱中日記」と、1970年代に始まった農村開発運動の「セマウル運動記録」の世界記録遺産への登録を申請しました。
乱中日記は、朝鮮王朝時代に李舜臣将軍が侵略してきた豊臣軍との戦いを記録したもので、セマウル運動記録は国連が貧困退治の模範的事例に指定し、アフリカなどの途上国で参考にされている歴史的な記録です。
また、文化財庁は、「キムチ」と「蓮燈会」の世界無形遺産への登録も申請しました。
キムチは韓国の伝統的な発酵食品で各国で親しまれています。
また蓮燈会は、新羅時代に旧正月の十五夜に行われた大規模な仏教行事で、最近は釈迦誕生日の旧暦の4月8日にソウルをはじめとする各地で、当時の様子を再現した蓮燈行列などが行われています。