北韓が29日、西海に向けて短距離の地対艦ミサイルを発射しました。
韓国軍関係者によりますと、北韓は29日に平安北道の西海岸沿いにある基地から、射程120キロの短距離地対艦ミサイル「KN-01」を発射したということです。
発射したミサイルは2発で、ミサイルの性能をテストするための試験発射とみられていますが、最近、西海に増強配置されている韓国海軍とアメリカ海軍の艦船をけん制する意味もあると分析されています。
北韓は今年1月には東海岸沿いの基地から短距離の地対地ミサイル3発を発射したほか、金正日国防委員長が死亡した去年12月にも東海岸から短距離ミサイル2発を発射しています。