アメリカのアップル社が三星電子に対してライセンス契約を結ぶ意向を伝えてきたと報じられているなか、三星電子はその前日の6日、アップルを相手取って韓国でさらに訴訟を起したことがわかりました。
三星電子が7日、明らかにしたところによりますと、三星電子は6日、アップル社製のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)4S」と多機能端末「iPad2」が自社の特許を侵害しているとして、ソウル中央地方裁判所に損害賠償訴訟を起こしたということです。
三星は去年4月にも、アップルが三星の通信関連特許を侵害しているとして、ソウル中央地方裁判所に提訴しています。
今回、三星電子が自社の商用特許を侵害されたと主張しているのは、画面分割によって検索の種類を表示する技術と、画面を縦横に回転させた際のユーザーインターフェース(UI)の表示技術、それにショートメッセージサービス(SMS)の表示技術の3件です。
一方、三星電子が追加の訴訟を起した6日、皮肉にもアップルは、三星電子に対して訴訟合戦を取りやめ、ライセンス契約を結ぶ意向を伝えてきたと報じられました。
アメリカのダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーズは、現地時間の6日、匿名の情報筋の話として、アップルは三星電子に対して、スマートフォン1台につき5~15ドルのロイヤリティーを要求してきたと報じました。これは、スマートフォン販売価格の1~2.5%にあたります。
これについて、三星電子の関係者は、「アップルとの訴訟が進行中であるため、詳しい内容については公開できない」としています。