メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

北韓が実弾射撃訓練 韓米合同軍事演習に対抗

Write: 2012-03-07 10:52:31Update: 2012-03-07 10:52:31

北韓が実弾射撃訓練 韓米合同軍事演習に対抗

北韓が韓国とアメリカの合同軍事演習に対抗し、今週、韓半島西の海、西海の軍事境界線付近で実弾を使った射撃訓練を行ったとAP通信が6日報じました。
それによりますと、今回の訓練で、北韓軍は新しい指導者である金正恩(キム・ジョンウン)労働党中央軍事委員会副委員長から与えられた兵器を使ったということです。
北韓当局は、AP通信を含めて、一部メディアに今回の訓練の参観を許可したということです。
韓国とアメリカは先月27日から韓半島有事の際のアメリカ軍戦力の円滑な展開に向けて定期的に実施される「キー・リゾルブ」演習に入っており、演習は今月9日まで続きます。
これに先立って、北韓の朝鮮中央テレビは6日、兵士が李明博(イ・ミョンバク)大統領の名前が書かれた標的を使って射撃練習を行っている様子を放映しました。
朝鮮中央テレビは、韓国軍部隊で故金正日(キム・ジョンイル)国防委員長と後継者の正恩氏の打倒を訴えるスローガンを掲げていたことに対し、兵士が激怒している様子を伝え、この中で射撃練習の場面を報じました。
射撃訓練を行っていたのは、2010年11月に延坪(ヨンピョン)島砲撃事件を起こした、北韓の西海地域を担当する第4軍団所属の兵士で、映像の中で、兵士たちは、李明博大統領の名前が書かれた紙の標的を小銃で撃ったり、李明博大統領と金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官の名前が書かれた標的板に様々な凶器を投げつけるなどしていました。
北韓はこのところ李明博大統領に対する非難を強めてきていますが、李明博大統領の名前が書かれた標的を使って射撃練習を行う様子を公開したのは初めてです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >