プロスポーツの八百長事件を捜査している大邱(テグ)地方検察庁は、28日、プロ野球、LGツインズの23歳の投手を国民体育振興法違反の疑いで逮捕しました。
検察によりますと、この選手は自分の高校の先輩ですでに逮捕されている大学野球出身の26歳の男性から、29歳のブローカーの男を紹介されて八百長に加わった疑いが持たれています。
検察は、八百長試合の回数や見返りなどについて調べています。
検察はまた、この選手のほかに八百長にかかわった疑いがもたれている、LGツインズの別の選手についても調べる方針です。
検察関係者は、｢まだ捜査中なので具体的な内容は話せない｣としています。
LGツインズは、韓国プロ野球が発足した1982年からの名門球団で、ソウル蚕室（チャムシル）球場を本拠地としています。これでプロスポーツの八百長は、サッカーに始まり、バレーボール、競艇から野球へと拡大しました。