現代自動車は、10億ドルに上るドル建て公募社債の発行を進めて海外からの資金調達を増やすことになりました。
投資銀行業界が26日、明らかにしたところによりますと、現代自動車は、アメリカやヨーロッパなど世界の主な債券市場のうち、二つ以上の市場で同時に発行される債券である「グローバルボンド」を発行するため、自社のアメリカ法人である「現代キャピタルアメリカ(HCA)」を債券の発行先に決めたということです。
現代キャピタルアメリカは、1989年9月、現代自動車グループがアメリカでの販売台数を増やす目的で設立した自動車金融会社で、現代自動車の海外法人の資金調達を担当しています。
今回発行される公募債の規模はおよそ10億ドルで、満期は最大5年半になるものとみられていますが、発行の時期はまだ決まっていません。
現代自動車は、去年12月も「現代キャピタルアメリカ」を通じて5億ドル規模のドル建て公募債を発行しており、わずか2か月で再び大規模な債券発行に乗り出すことになります。
現代自動車の大規模なドル建て公募債の発行は、ヨーロッパの経済危機に対する国債金融市場の懸念がやわらいで資金調達状況が改善していることを受け、海外からの資金調達を増やすためとみられます。
今回の公募債の発行で調達した資金は、現代自動車の海外法人の運営資金として使われる見通しです。