大韓サッカー協会は、ロンドン・オリンピックのサッカー男子のアジア最終予選の韓国対オマーン戦で、オマーンの観衆が試合中のグラウンドに乱入したことについて、アジアサッカー連盟(AFC)にオマーンサッカー協会を制裁するよう要請することを検討しています。
大韓サッカー協会の関係者は、23日、「事態は明白で、懲戒の手続きがとられると思うが、そうならない場合は制裁を要請する予定だ」と述べました。
韓国対オマーン戦は、現地時間で22日、オマーンのムスカット・スタジアムで行われ、韓国が3対0でリードしていた後半、激昂したオマーンの観衆の一部が各種の汚物や火をつけた爆竹などを競技場の中に投げ込んだため、試合が10分ほど中断しました。
また韓国のナン・グクヨン選手は、観衆席から飛んできた爆竹で目の周辺にかすり傷を受け、倒れこみました。