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文化

宮部みゆき原作の映画「火車」 3月8日ロードショーへ

Write: 2012-02-23 09:53:36Update: 2012-02-23 09:53:36

直木賞作家の宮部みゆきさんが1992年に発表した小説「火車」を原作とした韓国映画「火車」が完成し、3月8日に封切りになります。
映画「火車」は、女性監督のピョン・ヨンジュ監督がメガホンを取り、人気俳優のイ・ソンギュンさん、キム・ミンヒさんが出演しています。
ピョン・ヨンジュ監督は22日、ソウル龍山(ヨンサン)の映画館で開かれた映画「火車」の記者懇談会で、原作者の宮部みゆきさんについて語り、「20日に宮部みゆきさんを招いて制作発表会を開いた。私は宮部さんにポスター、パンフレット、絵コンテブックをプレゼントし、宮部さんは私に彼女の新刊をプレゼントしてくれた。宮部さんは日本語の字幕入りの「火車」のDVDを楽しく幸せな気分で見たと感想を語ってくれた。原作は1990年代の話だけど、映画は2000年代の話で、原作と違う部分が沢山あったにもかかわらず喜んでくれた」と話しました。
小説「火車」は、バブル経済崩壊後の日本を背景にした作品で、ピョン・ヨンジュ監督は、「原作は日本社会を深く洞察する作品だが、映画では、地獄絵を見ているようなイメージにしようと力を入れた」と話しています。

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