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韓半島

中国 脱北者と不法漁船員の交換を要求

Write: 2012-02-21 14:05:09Update: 2012-02-21 14:05:09

中国 脱北者と不法漁船員の交換を要求

北韓を脱出した住民11人が、中国の北京と瀋陽にある韓国総領事館で3年近く、身動きできない状態でとどまっていることが明らかになりました。
政府の消息筋が20日、述べたところによりますと、11人の中には、韓国戦争当時、北韓軍の捕虜となって抑留されている元韓国軍兵士の家族5人が含まれているということです。
11人は、韓国への亡命を希望し、現地の韓国領事館が身柄を保護していますが、中国当局が脱北者の出国審査を拒否しているため、身動きが取れない状態だということです。
政府消息筋によりますと、ことし1月に中国を訪れた李明博(イ・ミョンバク)大統領が胡錦涛国家主席との会談で、11人の韓国行きを要求し、中国もいったんは元韓国軍兵士の家族3人については出国を許可する姿勢を表明しましたが、その後、出国審査をうやむやにしたままだということです。
その代わり中国は、別の政府機関を通じて、去年12月に韓国の西の海で違法操業中の中国漁船の取り締まりをしていた韓国海洋警察庁の隊員を刃物で殺害し韓国当局に逮捕された中国漁船の船長らと、脱北者らとの身柄交換を要求してきており、外交問題に発展する懸念が強まっています。

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