プロサッカーとプロバレーボールに続き、韓国最大のプロスポーツ、プロ野球でも八百長が行われたという供述があり、八百長問題はプロスポーツ全般に拡大する様相です。
バレーボール男子プロリーグの八百長事件を捜査している大邱(テグ)地方検察庁が14日に明らかにしたところによりますと、先月末に逮捕したブローカーから、ソウルを本拠地とするプロ野球球団の投手2人が八百長に関与したとの供述を確保したということです。
2人は先発エース投手で、去年のペナントレースで、事前にブローカーと打ち合わせて故意にフォアボール=四球を投げたとされています。
野球は試合の勝敗ではなく、四球の数など個人の記録が賭けの対象になっており、ブローカーは1試合で最大数千万ウォンを賭け、1.5倍以上の配当金を得て、一部を八百長に関与した選手らに渡したということです。
検察は現在捜査が行われているプロバレーボールのほか、供述のあった野球や、バスケットボールなどほかの種目でも八百長の捜査を進める方針です。