去年、SKテレコムによる買収が決まったハイニックス半導体の代表取締役会長に、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長が選ばれました。
ハイニックス半導体は14日、取締役会を開き、SKグループの崔泰源会長を代表取締役会長に選任することを決めました。
これによって崔泰源会長は、ハイニックス半導体の權五哲(クォン・オチョル)社長とともに共同代表としてこの会社を率いることになります。
崔泰源会長の就任についてハイニックス半導体は、「半導体事業は大規模な投資と激しい景気の変動が特徴だが、グループのオーナーが代表取締役会長に就けば、思い切った投資ができる。崔泰源会長のリーダーシップを期待している」と歓迎しました。
崔泰源会長は、取締役会に出席する前のインタビューで、「今回の買収によってハイニックスがよりよい半導体会社に生まれ変われるものと確信している。SKグループのパワーは、ハイニックスにとって大きな支えになるだろう」と強調しました。
また、「ハイニックスは韓国を代表する半導体会社であり、ハイニックスの輸出や海外向けの事業は、SKグループにとって大きく役立つと思う」と述べました。
しかし一部の株主からは「崔泰源会長一家が会社のカネを使って先物取り引きに投資して巨額の損失を出した容疑で検察の取り調べを受けているときだけに、崔泰源会長の代表取締役就任はよくない」とする声も出ています。
SKテレコムは14日、債権団やハイニックス半導体と進めてきたハイニックスの株式の買収をすべて完了しました。
SKテレコムは、ハイニックスの債権団が保有していた6.4%の持ち分である旧株4425万株と、ハイニックスが第三者割り当てで発行する14.7%の新株1億185万株の合わせて1億4610万株の買収代金をすべて支払い、ハイニックスが発行する株式の21.05%を保有することになりました。