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韓半島

北韓に南北協議提案 森林病虫害対策を支援

Write: 2012-02-09 09:32:25Update: 2012-02-09 09:32:25

北韓に南北協議提案 森林病虫害対策を支援

統一部は、北韓の平壌(ピョンヤン)と南浦(ナンポ)にある高句麗(コウクリ)古墳群周辺の森林の病虫害を防ぐために、北韓に対して政府間の実務者協議を行うことを提案しました。
統一部は、高句麗古墳群の病虫害対策を今月下旬に協議したいとする通知を、7日、板門店の赤十字連絡事務所を通じて北韓の国土環境保護省に宛てて送りました。
北韓は、去年から韓国の民間団体を通じで北韓の森林の病虫害が深刻だとして病虫害を防ぐ支援を韓国側に求めており、北韓がこれに応じてくれば、韓国の南北協力基金で殺虫剤や噴霧器を購入し、作業チームが北韓に出向いて消毒作業を行うことになります。
統一部は、「民族の文化遺産と韓半島の環境を守るために南北の協力が重要だ」と説明していますが、今回の提案は、病虫害対策をきっかけに南北間の対話ルートを開きたいとする韓国政府の姿勢を示すものとみられています。
実務者協議が行われることになれば、おととし3月の哨戒艦沈没とおととし11月の延坪(ヨンピョン)島砲撃事件について協議するために去年2月に開いた南北軍事実務会談以来の政府間協議になり、金正恩(キム・ジョンウン)体制になってから初めての協議となります。
平壌と南浦にある高句麗古墳群は、高句麗の王、王族、貴族の墓63基からなり、2004年7月にユネスコの世界文化遺産に登録されています。

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