若い人の農村離れが進んで農業に携わる人口が減り続け、去年初めて300万人を下回ったことがわかりました。
韓国農村経済研究院が2日にまとめたところによりますと、去年の農家人口は296万5000人で、前の年に比べて10万3000人減りました。
農家人口は1970年には1442万人でしたが、1980年には1082万人に減り、1990年に666万人、2000年に403万人と毎年、大幅な減少を続けてきました。
農村経済研究院は、今年はさらに農家人口が289万3000人と去年より2.5%減り、全体人口に占める農家人口の割合は5.9%と、去年より0.2ポイント減少し、10年後には5%を下回るものと予想しています。
こうした農家人口の減少は、若い人の都市への移住に伴って農村での出生率が下がっているためで、農村経済研究院は農業所得が今後大きく改善しない限り、こうした傾向は続くとみています。
農村経済研究院はまた、今年の農業所得は1世帯あたり1103万ウォンで、去年より6.8%減り、2017年には1000万ウォンを下回るものと予想しています。
農村経済研究院はさらに、農家ではない人口を含めた農漁村全体の人口は、2010年に始まった増加傾向が今後も続くものの、飲食店や医療などサービス業の従事者が増えて農村固有の色彩は次第に薄まっていくという見通しを示しています。