韓国の財閥は、ここ数年、買収や合併によって系列会社の数を急激に増やしています。
経済専門サイトの「財閥ドットコム」が過去3年間の財閥グループの動向を伝えたところによりますと、韓国の上位30の財閥が2009年から去年末にかけて買収や合併によって新たに系列会社に編入した会社は、系列会社全体の48%にあたる211社にのぼっています。
買収合併によって系列会社に編入した割合は、現代自動車が56%で最も高く、次いで三星、LG、SK、ロッテの5大財閥の平均は51%でした。
30大財閥グループが新たに買収合併した企業の数は、2009年は40社、2010年は77社、去年は94社にのぼりました。
また30大財閥グループの系列会社の数は2006年に全体で731社だったのが、去年は1150社に達し、5年間で1.5倍に増えました。そして買収合併の対象となった企業は、ほとんどが技術力と知名度の高い優良中小企業でした。
財閥による買収合併は、大企業の資本と中小企業の技術が合わさって相乗効果を出す場合もありますが、財閥の主力事業とは関係のない企業を買収するケースも多く、財閥がばく大な資本を武器に無差別に買収合併を行っているという批判の声も上がっています。