去年1年間のクレジットカード使用額は、これまでで2番目に多い540兆ウォンと推計されました。
韓国銀行などが25日に明らかにしたところによりますと、去年1年間のクレジットカード使用額は540兆ウォンに上ると推計されました。
これは、クレジットカードによる不良債務者が急増したいわゆる「カード大乱」が起きた2002年の619兆1500億ウォンに次いで過去2番目の規模となります。
特に、2011年初めから金融監督当局が強力なカード使用抑制策を取ってきたにもかかわらず、使用額が2010年に比べて50兆ウォン近くも増えており、当局の措置が効果を上げていないことが浮き彫りになりました。
これについて、三星(サムソン)経済研究所は、「当局の対策に実効性がなかったこともあるが、銀行が健全性を高めようとして貸し出しなどを抑えたため、クレジットカードのキャッシングサービスの利用が増えたことも原因となっている」と分析しています。
さらに、クレジットカード会社など与信専門金融会社の個人向け貸し出しが去年に入って2桁の伸び率となり、貸し出し残高は、2011年9月末時点で38兆2000億ウォンとなり、ことし上半期にも40兆ウォンを超えるものとみられます。
これは、「カード大乱」直後の2003年以来の規模となります。
与信専門金融会社から融資を受ける人は、審査が厳しい都市銀行から融資を受けるのが難しい低所得層が多く、与信専門金融会社の貸し出しの増加は庶民の家計の不健全化につながりかねないと懸念する声が上がっています。