南北交流協力の象徴的な場所である北韓の開城工業団地での去年一年間の生産高が、おおとしより14%増加しました。
統一部が23日、集計したところによりますと、去年1月から11月までの開城工業団地での生産高は3億6986万ドルで、おととしより14.4%増えました。
まだ集計されていない12月分を含めますと、開城工業団地での生産高はさらに増える見込みです。
開城工業団地での生産高は月平均3000万ドル水準を維持しており、このように生産が活発になっているのは、ここで働く北韓従業員が次第に増えていることが要因ではないかとみられています。
開城工業団地の韓国企業で働く北韓従業員は、去年11月末にこれまでで最も多い4万8708人と、一年間で2424人増えています。