北韓の朝鮮中央通信は22日、内閣拡大会議が開催され、今年の経済運営などについて検討したと伝えました。
今回の会議は、去年12月、金正日国防委員長の死亡後、後継者金正恩(キム・ジョンウン)労働党中央軍事委員会副委員長の新指導部になってから初めて開かれたとみられます。
会議にはチェ・ヨンリム首相ら閣僚が参加し、地方幹部に加え重要な工場や企業の責任者らが傍聴しました。
会議では軽工業や農業の振興を今年の内閣の重点課題として確認したほか、電力生産や金属工業、機械工業などの分野の課題も話し合ったということです。
北韓は四半期ごとに内閣拡大会議を開いています。