学校でのいじめや暴力が社会問題となっている中、児童生徒の成績などが記入されて父母に渡される「学校生活記録簿」に、この春の新学期からいじめや校内暴力の加害者になったことも書き込まれる見込みです。
教育科学技術部によりますと、小中高校の「学校生活記録簿」には、これまで児童生徒の成績、出席状況、学校生活についての担当教員の意見などが書かれていましたが、3月から始まる新学期からは、いじめや脅し、性的暴力などの校内暴力が起きた場合、加害者の記録簿に校内暴力や罰の内容を書き込む方針です。
「学校生活記録簿」は、高校や大学への進学の際に資料として提出されますが、児童生徒が卒業してからも、出身校の小中学校で5年間、高校では10年間保管することになっています。