サッカーの日本代表FWで在日4世の李忠成選手が、イングランド2部リーグのサウサンプトンFCへ完全移籍することが決まりました。
李忠成選手が所属するサンフレッチェ広島は、李忠成選手がサウサンプトンFCへ移籍することで合意したと13日、発表しました。
李忠成選手は、ＦＣ東京在籍中の2004年に18歳以下の韓国代表候補に選抜されましたが、在日に対する冷たい待遇にショックを受け、その後、日本に戻って柏レイソル時代の2007年に日本の国籍を取得して帰化、翌2008年からは日本の国家代表として、北京オリンピックに出場しました。
そして去年1月のアジアカップ決勝で決勝点を入れる活躍を見せ、去年のＪリーグでも好調さを維持してリーグ3位タイの15得点を挙げました。