韓国の中央銀行の韓国銀行は13日、ことし初の金融通貨委員会を開き、政策金利を今の年3.25%に7か月連続で据え置くことを決めました。
今回の政策金利の据え置きは、世界経済が低迷する可能性がさらに高まっているにもかかわらず、物価を安定させたいという政府の優先課題を考慮した選択だったと分析されています。
去年12月の消費者物価の上昇率は4.2%で、年間上昇率の4%を上回りました。
それに新年に入ってアメリカとイランとの対立がさらに深まって国際原油価格も上昇する動きをみせているうえ、ヨーロッパ諸国の財政危機も当分の間、続くものとみられることから、国内の物価にも悪材料になるという懸念が広がっています。
このように内外で景気減速の懸念が高まっている一方で、物価上昇の可能性は依然として続いていることから、韓国銀行は今後、政策金利の他にも、銀行が韓国銀行に預け入れる準備預金の割合を示す預金準備率を引き上げるか、韓国銀行が低利子で中小企業に資金を支援する政策の総額限度貸し出しを減らして物価安定を図る方法も検討しています。