韓国と中国とのFTA=自由貿易協定の交渉について、政府は、問題になる分野を先に協議した後、本交渉に入る方針であることが分かりました。
これは、外交通商部の朴泰鎬(パク・テホ)通商交渉本部長が12日、記者懇談会で、先の韓中首脳会談で交わされたFTAと関連した発言内容について紹介したものです。
朴泰鎬通商交渉本部長によりますと、韓中首脳会談の際、FTAについて、胡錦涛国家主席が早期に交渉を行うよう提案したのに対し、李明博(イ・ミョンバク)大統領は韓国内で法的な手続きを進め、農産物など敏感な分野をどのようにするかで先に中国と合意した上で、交渉を行いたいという考えを示したということです。
その上で朴泰鎬通商交渉本部長は、政府はおよそ1万2000に及ぶ品目を超敏感、敏感、一般品目に分け、農産物など韓国経済に打撃を与える分野を敏感品目にすることで中国側の了解を取りつけた後に、本交渉を行う方針であることを明らかにしました。
朴泰鎬通商交渉本部長はまた「韓中FTAはアメリカやEU=ヨーロッパ連合と締結したようなハイレベルのものにはならない」という考えを示しました。