文化
独立運動家の安昌浩 アトランタの「世界人権の殿堂」入り
Write: 2012-01-07 13:50:31 / Update: 2012-01-09 09:26:08
日本統治時代の独立運動家、故安昌浩(アン・チャンホ)氏(1878~1938)が、アジアでは初めてアメリカ・アトランタの「世界民権の名誉の殿堂」入りしました。
「世界民権の名誉の殿堂」は、アメリカ・ジョージア州アトランタで「マーティン・ルーサー・キング・センター」を運営するトランペットアワーズ財団が、世界各地で自由や平等の実現のために先頭に立った人物を記念する趣旨で、1994年に開設されました。これまでにカーター元大統領や黒人の人権運動家ローザ・パークス氏、ジャクソン牧師らの額が掲げられています。
トランペットアワーズ財団は、 韓国の安昌浩氏は平和を愛し、韓国のマーティン・ルーサー・キング牧師にあたる人物で、絶望に落ちていた韓国人に希望の灯りを灯したと評価し、6日、アトランタのマーティン・ルーサー・キング・センターの中に安昌浩氏の足跡を刻んだ額を掲げました。
安昌浩氏は、日本の圧政下、アメリカで学んで平壌などに学校を設立し、上海臨時政府にも参加して韓国独立運動を進めましたが、終始、テロに反対する姿勢をとり続けました。「韓民族独立の父」として顕彰されており、号の「島山」(ドサン)をとった島山公園と島山・安昌浩記念館がソウル江南に作られています。
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