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韓半島

北韓 「韓国からのすべての弔問受け入れる」

Write: 2011-12-23 11:14:21Update: 2011-12-23 15:31:19

北韓 「韓国からのすべての弔問受け入れる」

北韓は23日、故金正日(キム・ジョンイル)国防委員長に対する韓国からのすべての弔問団を受け入れる方針を明らかにしました。
北韓の韓国への政治宣伝用インターネットサイト「わが民族同士」は23日、「韓国からの弔問客に対する我々の誠意ある措置」と題した文章を掲載し、「弔問を希望する韓国からのすべての弔問団を同胞愛の情で丁重に受け入れ、開城(ケソン)の陸路と航空路を開放する措置を取った」と伝えました。
「わが民族同士」は、そのうえで、「滞在期間中、韓国からの弔問客の便宜と安全は十分に保証されるだろう。これは大国葬の悲しみを共にしようとする韓国の各界層の熱い追慕の心に対する我々の礼儀と誠意だ」と強調しました。
「わが民族同士」はまた、23日に論評を出し、韓国政府が政府と民間の弔問を認めない方針を取っていることについて、「容認できない反倫理的な野蛮行為」と非難しました。
そして、「北韓住民に慰めの言葉を送る」とした韓国政府の弔意についても「不純だ」と述べ、不満を示し、「今、南北関係は重大な岐路に立たされている。韓国がどう出るかによって南北関係は改善に向かうこともできれば、完全に終わる可能性もある」と警告しました。
北韓が韓国政府の弔意表明と政府・民間の弔問を認めないとした方針に対して反応を示したのは今回が初めてです。
こうしたなか、2000年の南北首脳会談で採択された6.15共同宣言の実践を呼びかけ活動している民間団体、6.15共同宣言実践委員会の韓国側委員会など、韓国の一部民間団体が独自に弔問団をつくって北韓を訪問する計画であることがわかり、政府がこれを認めるかどうかに注目が集まっています。

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