日本のプロ野球オリックスから戦力外通告を受け、韓国の韓火(ハンファ)イーグルスで来年からプレーすることが決まっていた朴賛浩(パク・チャンホ)投手は20日、韓国野球委員会の規約上最低年俸に当たる2400万ウォンの1年契約で韓火と入団契約を結びました。
朴賛浩選手は前日19日に、年俸などの契約条件一切を球団側に委任し、オプションを含めた年俸全額をアマチュア野球の発展に寄付する意向を表明していました。このため韓火は、当初計画していた朴賛浩選手へのオプション2億ウォンを含む年俸6億ウォンを、アマチュア野球の発展基金に寄付することにしました。しかし年俸2400万ウォンも韓国野球委員会への選手登録費用として必要な金額であるため、朴賛浩選手は事実上、報酬なしでプレーすることになります。入団契約後、朴賛浩選手は記者団に対して、「いつか必ず韓国でプレーをしたかつた。きょうはその希望が叶えられた感激的な日だ」と、感想を語っていました。背番号は1994年のロサンゼルス・ドジャース入団以来つけていた61番と決まりました。