日本のプロ野球オリックスから戦力外通告を受けた朴賛浩(パク・チャンホ)投手が、出身地の忠清南道(チュンチョンナムド)が本拠地の韓火(ハンファ)イーグルスで来年からプレーすることが確実となりました。
韓国野球委員会は13日、ソウルの野球会館で理事会を開き、朴賛浩投手が来シーズンから韓国のプロ野球チームに復帰できるよう野球規約に特別規定を設けることで合意しました。
朴賛浩選手は、韓国で大学2年生だった1994年に、ロサンゼルス・ドジャースと契約、大学を中退してアメリカに渡っていました。
韓国の野球規約では、1999年以前に海外へ進出した選手が韓国のプロ野球に復帰する場合は、新人ドラフトで指名を受けることが義務付けられており、来年8月の新人ドラフトにかけられた場合、朴賛浩選手がプレーできるのは2013年からとなります。
韓国野球委員会は、朴賛浩投手がアジア競技大会やWBC=ワールドベースボールクラシックに韓国代表として出場し韓国プロ野球の発展に寄与したことなどを考慮して、来シーズンからプレーできるよう特別規定を認めることにしたものです。これを受けて朴賛浩投手は近く韓火(ハンファ)イーグルスとの間で入団交渉に入る予定です。