サッカー韓国代表の趙広来(チョ・グァンレ)監督が7日、電撃的に更迭されました。
大韓サッカー協会の皇甫官(ファンボ・グァン)技術委員長は8日記者会見し、「昨日、趙広来監督に辞任を勧めた。現在の体制では、ワールドカップの予選突破が難しいと判断した」と明らかにしました。
趙広来監督は、去年7月に韓国代表監督に就任し、1年5か月にわたり代表を指揮し、これまでの通算成績は12勝3敗6分けでした。
短いパスをもとにした組織力を重視するスペイン式のサッカーを目指してきた趙監督は、サッカーファンから一定の評価を得ていましたが、11月のワールドカップブラジル大会アジア3次予選での成績が芳しくなく、特に、格下のレバノンに1-2で敗れた後、進退問題が浮上していました。
このため、大韓サッカー協会は今月5日に会長団会議を開き、趙広来監督の解任を最終的に決定したということです。