アメリカのアップル社が韓国の三星(サムソン)電子を相手取って起こしていた特許訴訟で、カリフォニア州のサンノゼ地方裁判所は3日、三星電子のスマートフォンとタブレット型端末に対するアップル社の販売差し止め申請を棄却しました。
判決文によりますと、三星電子がアップルの多機能端末 「iPad」の一部特許を侵害したことを認めたものの、三星が主張した特許の有効性について、 アップルは反論できなかったと指摘したうえ、アップルが主張する「三星の製品がアップルに取り返しのつかない被害を起こす」という主張も立証されなかったとしています。
三星電子とアップル社は世界10か国で20件を超える特許権訴訟を行っており、三星はオランダとドイツで敗訴しましたが、先月30日にオーストラリアの裁判所がデザイン特許をめぐる訴訟で、初めて三星の主張を認めました。
今回アップルの本拠地のアメリカで三星の主張を認めた判断が出たことは、今後の訴訟に影響を与えそうです。