現在放送されている地上波テレビと同じく、報道、教養、娯楽を総合編成する総合編成チャンネル4つと、報道専門のチャンネル1つが1日、ケーブルテレビを通じて同時に開局し、放送を始めました。
ケーブルテレビ向け放送会社として開局したのは、中央日報が中心となる韓国最大メディアグループJMnetのJTBC、朝鮮日報のテレビ朝鮮、東亜日報のチャンネルA、毎日経済新聞のMBNの4つの総合編成チャンネルと、連合ニュースが事業者となるニュースYの報道専門チャンネル1つです。
このうち、総合編成チャンネル4局は、24時間放送を行い、これに必要なコンテンツの制作量は年間1万7520時間分に上ると予想されます。
また、4局の資本金は合わせて1兆5000億ウォンを超えており、メディア関連産業で大きな付加価値を創出するとともに、コンテンツ市場の拡大や雇用の創出にも貢献するものと期待されています。
さらに、今回の開局が、いずれも新聞社と通信社によるものであるため、新聞・放送・インターネット通信の融合によってメディアの境界がなくなる、メディアビックバンにつながるかどうか注目されています。