OECD=経済協力開発機構は28日、最新の経済見通しを発表し、韓国の成長率を下方修正して、今年は3.7%、来年は3.8%になるという見通しを示しました。
これは、OECDがことし5月に発表した成長率の展望と比べると、今年は0.9ポイント、来年は0.7ポイントそれぞれ低くなっています。
OECDは、ヨーロッパの財政危機がさらに悪化しないという前提のもとで、来年、韓国経済はことしよりさらに悪くなることはないとする見通しを示しました。
一方で、韓国経済の不安要因として、家計負債が増えていることや、金利の上昇にともなって消費の冷え込みが予想より進む可能性をあげており、対外的には輸出依存度が高いため世界経済に影響されやすいと指摘しました。
またOECDは、来年の世界経済の成長率を3.4%と、ことしの3.8%よりさらに鈍化するものと予測しています。
とくに信用不安に揺れるユーロ圏の経済は、2四半期続けてマイナス成長となる景気後退に陥りつつあり、来年は0.2%の成長率にとどまるという見通しを示しました。