国土海洋部は格安航空会社の拠点を、現在の仁川(インチョン)空港からソウルの金浦(キムポ)空港に移すことを検討しています。
韓国空港公社の集計によりますと、今年1月から8月末までの国際線の搭乗率は金浦―羽田線が81.2%、仁川―羽田線が72%、そして、金浦―関空線は75.3%、仁川―関空線は72.2%と、金浦空港の搭乗率が仁川空港を上回っていて収益面で無視できなくなったため、国土海洋部は拠点を移すことについて格安航空会社の意見を聞いています。
格安航空会社は最近、近距離路線の就航が増えたのにともなって、金浦空港の利用客が仁川空港の利用客より増えているため、拠点を移すことを歓迎しています。
しかし金浦空港が格安航空会社の拠点空港になる場合、仁川空港の強い反発が予想されます。2001年に仁川空港が開港した当時は、国際線は仁川空港、国内線は金浦空港と役割分担を明確にしていましたが、2003年に金浦空港と東京羽田路線が開設されたのをはじめ、その後、上海、関空、中部を結ぶ国際線が次第に増え、今回さらに格安航空会社の拠点が金浦空港に移されれば、世界的なハブ空港を目指していた仁川空港の役割が小さくなってしまうからです。
国土海洋部によりますと、国内線の格安航空会社の利用者の数は、今年7月から9月までの第3四半期には去年の同じ期間に比べて31.3%も増えて232万人になりました。また格安航空会社の国際線も3路線増えて12路線になり、利用者数は去年の同じ期間に比べて93.5%増えて54万人になっています。