今年のヒットアニメ「庭を出た雌鳥」が第5回アジア太平洋映画賞で韓国のアニメーションとしては初めて最優秀アニメーション賞を受賞しました。
「庭を出た雌鳥」は、養鶏場から出された雌鳥がマガモの卵を温め生まれたマガモのひよこを立派に成長させるという韓国の童話をアニメーションにしたもので、今年9月に韓国のアニメーションとしては初めて観客動員数200万人を超えるヒット作になりました。
「庭を出た雌鳥」は24日、オーストラリアで開かれたアジア太平洋映画賞で、今年カンヌ国際映画祭に招待されたシンガポールのアニメーション「Tatsumi」や日本のアニメーション「星を追う子ども」を抜いて最優秀賞に選ばれました。
アジア太平洋映画賞は2007年にオーストラリアのクィーンズランド州とユネスコ、国際映画製作者連盟(FIAPF)が共同で作った映画賞で、去年は韓国の映画「ポエトリー」で監督賞と主演女優賞を受賞しました。