国際親善卓球大会で、南北の選手がペアを組み、男子ダブルスで優勝しました。
21日と22日の2日間にわたってカタール・ドーハで開かれたピース・アンド・スポーツ・カップ卓球大会で、韓国のユ・スンミン選手と北韓のキム・ヒョクボン選手がペアを組み、男子ダブルスで優勝しました。
ユ・スンミン、キム・ヒョクボンのペアは、準決勝で中国とカタールの選手が組んだペアを3対0で下し、決勝ではアメリカとロシアの選手が組んだペアに3対0で勝ちました。
女子ダブルスでは、韓国のキム・ギョンア選手と北韓のキム・ヘソン選手がペアを組み、決勝戦まで進みましたが、アメリカとロシアの選手が組んだペアに3対2で惜しくも敗れ、準優勝でした。
今回の大会は、スポーツには国境がないとして国際卓球連盟が提案したもので、韓国と北韓、それにアメリカ、ロシア、インド、パキスタンなど10か国が参加し、それぞれ違う国の選手がペアとなって、試合を行いました。