ゴルフの2015年プレジデンツカップの開催地に韓国が選ばれました。
オーストラリアのメルボルンで16日行われた第9回プレジデンツカップの開会式で、韓国は日本、中国、南アフリカ、アルゼンチンと競り合った末、2015年の第11回大会の開催地に決まりました。
これで韓国はアジアでは初めて、世界ではアメリカ、オーストラリア、南アフリカ、カナダに次いで、プレジデンツカップを開催する5番目の国になりました。
プレジデンツカップはゴルフの大陸別対抗で、アメリカとヨーロッパ以外の国籍を持つ世界各地の有力選手による世界選抜が、アメリカ選抜と戦う団体戦で、1994年から始まりほぼ2年おきに開かれています。2016年のリオデジャネイロ・オリンピックからは、ゴルフがオリンピックの正式種目になるため、その前年にあたる2015年に韓国で開かれることになった大会は、注目を集めることになります。
韓国がプレジデンツカップを誘致できた背景には、海外のゴルフ大会でよい成績を出している韓国人選手の活躍があります。
チェ・ギョンジュ選手(41)は、PGAツアーで活躍して韓国のゴルフのレベルの高さを世界にアピールしています。またヤン・ヨンウン選手(39)は、2009年にアジア出身としては初めてメジャー大会のPGAチャンピオンシップを制覇しました。さらに、キム・ギョンテ選手(25)とぺ・サンムン選手(25)は、日本のゴルフツアーの賞金ランク首位に上がっています。