北韓が先月、ミサイルの燃焼実験を行っていたことが明らかになりました。
複数の情報当局関係者が16日、明らかにしたところによりますと、北韓は先月、北東部にある「ムスダンリ」ミサイル関連施設で、長距離弾道ミサイル「テポドン2号」と見られるミサイルエンジンの燃焼実験を行ったということです。
ただ、実験は発射台に載せた状態ではなく水平の状態で行われ、エンジンの燃焼効率を確認するためのものではないかとみられています。
またミサイル自体は現在、今回の実験が行われたムスダンリではなく、平壤(ピョンヤン)にあるとされていることから、今回の実験が直ちにミサイル発射につながるというより、周辺国家を圧迫する狙いがあるのではないかとみられています。