重量挙げの世界選手権がフランスのパリで行われ、韓国のサ・ジェヒョク選手(26)は男子77キロ級で合計360キロとなり、銅メダルを獲得しました。
2008年の北京オリンピック金メダリストのサ・ジェヒョク選手は、来年のロンドンオリンピックの出場枠をかけた今大会で、世界記録の更新を目指しました。
しかし去年の肩の手術から完全回復できなかったようで、スナッチ1回目で自身の記録に及ばない157キロに失敗するなどしてスナッチ157キロ、ジャーク203キロの合計360キロとなり、銅メダルにとどまりました。
1位と2位はいずれも中国選手が獲得し、サ・ジェヒョク選手は来年のロンドンオリンピックで中国選手と金メダルを争うことになりそうです。