今年5月、プロサッカーのKリーグで八百長事件が発覚したことから、政府は八百長に加担した選手への処罰を強化することになりました。
政府は8日の閣議で国民体育振興法の一部改正案を決め、国会に提案することにしました。
改正案は、スポーツでの不正を根絶するために通報者に報奨金を支払う制度を導入するほか、八百長に加わった選手と監督に科す罰金を、いまの1,500万ウォン以下から5,000万ウォン以下に上方修正します。
また、八百長の見返りとして選手や監督に金品を渡した者に対する処罰も、2年以下の懲役または1,000万ウォン以下の罰金から、5年以下の懲役または5,000万ウォン以下の罰金に強化します。
八百長にかかわった者に対する処罰は、プロサッカーだけでなく、プロ野球、プロバスケットボールなど、試合結果を当てる宝くじ「スポーツ・トト」が発行されているすべての試合に適用されます。