韓国映画のヒット作が増えたことを反映して、10月に上映された映画に占める韓国映画の割合は68.3%と高くなりました。
映画振興委員会が8日、発表したところによりますと、韓国映画の10月の観客数は826万人で、総観客数に占める割合は68.3%でした。
これは朝鮮時代に清に連れて行かれた妹を連れ戻そうと奮闘する兄の姿を描いた時代劇「最終兵器 弓」や、障害者への性的暴行事件を取り上げたノンフィクション映画「トガニ(るつぼ)」、ベストセラー小説を映画化した「ワンドゥギ」など、ヒット作品が相次いだためです。
一方の洋画は、ハリウッドの「リアル・スティール」と3D映画の「三銃士」が観客を集めただけでした。
総観客数に占める韓国映画の観客数の割合は、9月も73.2%と高い水準でした。このように9月と10月は韓国映画の興行成績がよかったものの、今年の上半期の成績を反映した1月から10月までの累計では、総観客数に占める韓国映画の観客数の割合は53.4%にとどまっています。