ロシアを訪れていた韓国の6か国協議主席代表の林聖男(イム・ソンナム)韓半島平和交渉本部長は、29日帰国し、
「ロシアは南北と米朝の協議がそれぞれ2回行われたことを前向きに評価している」と述べました。
これは連合ニュースとの電話インタビューに答えたもので、林聖男韓半島平和交渉本部長は、26日から3日間、ロシアを訪問し、ロシア側の主席代表ボロダフキン外務次官と6か国協議の再開問題などについて話し合ってきました。
ロシアはまた6か国協議の早期再開に向けて、韓米両国が求めているウラン濃縮活動の即時停止など、北韓の非核化に向けた事前の措置の必要性についても、共感を示したものとみられています。
一方、ロシアのイタルタス通信によりますと、北韓の主席代表も28日、ロシアでボロダフキン外務次官と会い、先のジュネーブでの米朝高官協議の結果を踏まえて協議を行いました。