在日本朝鮮人総連合会の機関誌「朝鮮新報」は、27日付けの記事で「北韓とアメリカは6か国協議再開に備えて非核化に向けた新しいロードマップの草案を作成している」と伝えました。
朝鮮新報はまた「信頼関係を築くために北韓とアメリカが取るべき行動の順番と時期はまだ公表されていないが、6か国協議全体の構図の中で、非核化ロードマップが優先課題として位置づけられているのは確かだ」と述べ、北韓とアメリカの間で関係改善に向けた話し合いが進んでいることを示唆しました。
朝鮮新報はさらに、「北韓は6か国協議が再開されれば、交戦状態によって発生した複雑な問題を合理的に解決する一括妥結案を出すとしている。ウラン濃縮も信頼関係を構築していくなかで解決できる。2005年9月の6か国協議共同声明には、韓半島の平和体制の構築や北韓への軽水炉の提供が含まれている」と述べています。