国会で野党議員から、北韓が平安北道(ピョンアンブクド)東倉郡(トンチャングン)に新しいウラン濃縮施設を建設し、稼動しているとの主張が提起されました。
これは、自由先進党の朴宣映(パク・ソンヨン)議員が19日、国会で行われた外交・統一・安全保障分野に対する対政府質問で述べたものです。
朴宣映議員は、核施設建設当時、警備を担当した脱北者から聞いた話として、「北韓は2001年から2006年にかけて東倉郡の地下に新しいウラン濃縮施設を建設し、2007年から核兵器を開発している」と主張しました。
朴宣映議員はまた、「北韓が去年、寧辺(ヨンビョン)核施設の査察を受ける意思を明らかにしたのも、東倉郡の核施設が正常に稼働していたためだ」と主張しました。
朴宣映議員はさらに、北韓がこのほど中国から軍用トラック4000台を購入しており、ここに核弾頭が装着されたミサイルが載せられた場合、韓国の安全保障は大きな脅威にさらされると主張しました。